Happylight 鎌倉 加美尾花

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スイミングプール 2 気まずいディナーとブロンド




あまりの寒さに大好きなプールを夢想する。

もう20年位前に訪れたセイロン。いや今はスリランカか、、、
Hikkaduwa という海沿いの小さな町、そこのオンザビーチのホテルにて。

照りつける太陽に魚の鱗みたいに輝くプールはむろん、
まるでスケートリンクみたいな緊張感、そんな水面を湛える夜のプールも
             同じくらいに素敵だ。


このホテルは流石! 英国植民地流サービスとでも言うのだろうか、
それはなかなかのものだった。のだが、、、、
滞在初日、持っているワードローブの中から一番マシなシャツとパンツを引っ張り出し、
ホテルのダイニングルームに出向いた。    
       ひとり、で。
重厚なバーカウンターを持つシックで落ちついたダイニングルームは雰囲気良し。
しかしながら、見渡すと自分以外のゲストはすべてカップル。
「 うっ ・・・」 ちょっとひるんだ。

気を取り直して、「 どれどれ、メニューは何かな? 」
目を通すと、カレー、Curry、かれ~、、、うん、まあ想定内だな。
多分おすすめをオーダーしたと思う、まあ、味もなかなかだった、、、気がする。
あまり細かい事は覚えてない。

何故なら、自分のテーブルの2メートル範囲内にウェイター3人がへばりついてるのだ。
一人は給仕、もう一人はドリンク係、もう一人といえは、煙草に火を点けたり、
椅子を引いたり、トイレに案内したりのもろもろ雑用係。
トイレに立てばついてきて出口で見張られ、いや待っている。
頼めばお尻だって拭いてくれそうだ。とにかく奴はありとあらゆる世話を焼く。
なもんだから ぜーんぜん、食べた気しない!やりすぎだろ~

バンコクからコロンボへの機中、素敵な、
まあ、イギリス人にしては素敵な女性と隣り合った。その彼女から

「 ねえ? 旅は道連れ、、とか言うじゃない 」
「 お互い一人旅同士、一緒に旅しない?」

と魅力的なオファーを頂いた。
断る理由はない、というか普段であれば望むところだが、、、
その時はカオスなバンコクに長逗留。
逃げるように飛行機に飛び乗った後。
少々疲れていて一人でいたかった。
しろくまらしからぬ、「 女性のお願いを断る 」という暴挙に出て、
コロンボの空港で別れた。

多くのカップルに囲まれ、6っつの目に見張られながら、
目の前にあのブロンドの彼女がいれば、
こんな気まずい食事をしなくて済んだのに、、と
空港での選択を深く悔んだ、、、

バチが当たった!

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