Happylight 鎌倉 加美尾花

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

一瞬!

欄間から


きのうはここんところの寒さも緩んだので、
以前取り外したお店の外灯を取り付けた。
最後に残ったチューリップシェード。
大好きな山吹色をブラケット器具に合わせた。

作業を終え程なくすると、
風が出て来たかと思ったら、突然激しい雨が地面を叩く。
それは一瞬で止み、瞬く間に西の空が明るくなる。
そして逃げ遅れた雲を西日が黄金色に染めた。

おぉー!綺麗じゃん、と思い、
店内から山吹のシェードと向かいの源氏山、
山の上に広がる空にファインダーを向けた。
あー、やっぱりいまひとつだぁ・・・
網膜に焼きついた空は、もっとスペクタルな光景なのに。
でもそんな景色はほんの一瞬の事。
ほどなくすると夕闇があたりを覆い尽くした。

「 一瞬に生きる 」
手垢のつきまくった、とってもベタな言葉。
けれどもこの言葉、結構真理をついている。
人は一昨日の朝、何を食べたかは忘れてしまう。
でも20年30年、いや60年経ても、
その人その人の一瞬は忘れ難いものであろう。

平凡に生きるのも結構難しい。
いっぱいの一瞬を持つのは、もっと難しい。
さて、自分はどっちだろうか?
今際の際に、平凡に暮らせて良かったなぁー、
と思うのだろうか?
はたまた、「 自分の一瞬 」の感触に包まれて死ぬのか?
ほとんどの平凡の中、ちょっとしたささやかな一瞬。
そんなどっちつかずはちょっと嫌な気もするが、
大方そんなところに落ち着くのだろう、、、
それが一番の平凡って事?

今日27日は自分の大切にしている「 一瞬野郎 」の命日だ。
ほんの少しだけ飲んで彼を偲ぶ事としよう。

偲ぶ心、江戸アケミに捧ぐ ・・・

関連記事

| Small talk | 18:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://kamiokahappylight.blog.fc2.com/tb.php/568-c72c41ae

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT