Happylight 鎌倉 加美尾花

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GRAND HOTEL








きのう売れたタイスタイルのペンダント。
このスタイルのライトはタイ唯一のタイデザインのものだと思う。
王宮をはじめ、ホテルや寺院、美術館などはもとより、
いろいろな場所で目にする事が出来る。
多くはクリアー硝子か曇り硝子のものだが、これは珍しく色硝子のもの。

一昨日、まあブログも始めた事だし、
今後のために何か使える写真はないかと整理していたところ、
この古いエレベーターを写した写真を見つけた。
奇遇な事にこの写真を見つけた翌日このペンダントが売れた。
左奥に写っているのが同じタイプのペンダントだ。



このクラッシックなエレベーターの写真は、
かれこれ18年程前だろうか、、
長い内戦がやっと終わりを告げ、国連の選挙監視団が
駐留していた頃のカンボジア、
シェムリアップの GRAND HOTEL 。
アンコールワット遺跡群のある町と言った方が分かりやすいか。
ツーリストの入国が解禁されたすぐの頃だ。
新生民主カンボジアが誕生したのは良いが、
人々はあまりに貧しく胸が痛んだ。

クメール語が堪能で敬謙な仏教徒である同伴者は、
「 ねえ、こんなに信心深い人たちが、なんでこんなに酷い目にあうの? 」
いつもは聡明な彼女がまるで小さな子供ように
     「 ねえ?ねえ? 」 と尋ねる、、、

平和な日本で生まれ育った僕に、気の利いた科白を言える術もない。

    「・・・・・・・」

GRAND HOTEL はカンボジアを植民地にしていたフランス人が、
フランス人によるフランス人のために建てた由緒あるホテルだ。
悲惨な内戦の後かろうじて生き残り再開したのは良いが、
その姿はこの国同様、どこもかしこもボロボロで満身創痍に思えた。
けれどもその佇まいは、やはり気品に満ちていた。

カンボジア最高のこのホテルでも、すぐに停電してしまう。
その都度スタッフ達が僕らのもとにやってくる。
蜀台に立てられたキャンドルの仄かな明かりに照らされた
クメールの微笑を湛えて、、、



現在の GRAND HOTEL はラッフルズホテルチェーンが運営している。
そして今はその往年の輝きを取り戻した。

Raffles Grand Hotel d'Angkor
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