Happylight 鎌倉 加美尾花

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Stand light an-775 / 776




今日は2台のスタンドを紹介。

この南国のフルーツみたいなスタンドは、
一年以上ガラスケースの上にオブジェと化して置いてあった。

目を引くそのかわいい造形から、
たびたびお客様から「 これは何? 」 と尋ねられたが、
その都度、照明のシェードだけど、組み立て前です、、
云々・・・ と、曖昧な答えをしてきた。
しかし常連のお客様にとても気に入って頂き、
組み立ての依頼をされていた。

そんなんで、ちょっと頑張って作ってみた。





けれどこのシェードは組み立てるのが非常に難しい。
問題点その1は、この肉厚の硝子シェードはソケットを通す
穴が小さく、17mm口径の通常のソケットが穴に通らない。
その2はペンダントライトにするにはシェードが落下しない様、
細工をしなくてはならないが、シェードは小さすぎるし、
重量もあるので、それを解決する妙案がない。
接着剤を使うのは強度的にも見栄え的にも良くない。

ソケットの問題は、通常のもので合うものはなかったが、
たいらな場所にネジ留めするタイプのものに、
合うものが見つかった。
しかしこれではペンダントにするのは難しい。
発想を変えてスタンドにしたらどうだろうか?と考えてみた。
ソケットにシェードを差して電球をつければ
シェードは固定され、ころがる事はない。
具合が良い事にシェードが重いので安定感もある。

次に考えるのはこの無粋なプラスチックソケットを、
隠すためのベースをどうするか?
いろいろ合わせて見たがバランス的にしっくりこない。
それ以前に取り付け方法が見えてこない。
で、探してみたら真鍮の筒でピッタリのものがあった。
シンプルで全体のバランスもいい。
よし、いいぞぉ~
最後のハードルはソケットを調度良い高さに固定する事。
まぁ、接着剤という手もあるが、なんかイヤ。
なのでベースになる筒に裏蓋を作ってハンダで留めた。
作業に取られた時間の90%は裏蓋作り。
実は蓋の素材は Georgia の缶。
ニッパで丸く切って円の周囲に返しをつくり
ピッタリ、しっかり、閉じるよう、切ったり、叩いたりと、
調整しながら形を整える。
最後にハンダ付けしてしっかり固定。

出来に満足して、裏蓋にサインした。






これも上記のお客様にお買い上げ頂いた。

実はこれも組み立てをしてなく、
店内にころがしておいたもの。
それをお客様が見つけ、このスタンドベースに
同じく組み立てていないシェードを合わせ、
この組合せで、、と組み立てを依頼されたものだ。

ほんとを言うと、自分的にあんまり惹かれる
アイテムとは言えなかった。
けれども完成して灯りをいれてみるとかなり良い。
良く見ればベース部分は細かい部分までしっかり
デザインされ、凝った作りをしてる。
お客様が合わせたシェードと組んだら、
とっても上品で雰囲気のあるスタンドに仕上がった。
ちなみに Made in Italy 。

なかなかの慧眼である。





加美尾花のお客様は個性的な方が多いのだが、
こちらのお客様も、とても印象深い方である。

尖がったセンスのお嬢さん。
このタイプの人は、まぁ、いるにはいるが、
大概の場合は「 尖がり部分 」だけが目立っちゃう。
けど彼女の良さは、綺麗なお肌に美しい歯並び、
そんな彼女の持つ清潔感がその「 尖がり 」を、
穏やかに包み、とっても上品な雰囲気を醸し出している。
こういう女性は稀だ。




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