Happylight 鎌倉 加美尾花

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ハート オブ ブータン




ブータンのワンチュク国王夫妻が国賓として来日されている。

もとよりブータンという国名は知っていたが、詳しく知ったのは、
80年代の雑誌ブルータスで特集記事が組まれた事がありその時に遡る。

創刊当時のブルータスというのは雑誌の中でもスペシャルなものだった。
中でも海外取材ものには力を入れており、既存の雑誌にあった旅行特集とは
一線を画した切り口とそのセンスはずば抜けていた。
それらの記事からまだ見ぬ彼の国へ、その冒険心を激しく刺激されたのを憶えている。
中でもブータンの特集号は秀逸だった。
それ以来ブータンには淡い想いを抱いているが、まだ行けていない・・・



ブータンと聞いて思い出す事が、、、
昭和天皇崩御の際、大喪の礼に参列するため現国王の父君である先代国王が来日された。

龍の紋章もカッコいい国旗がペイントされた飛行機が羽田に降り立った。
でもその飛行機はとっても小さく古い飛行機だから給油のため経由をしながら、
日本に飛んできた。
それはどの国のどの国家元首や首脳より早く、
そしてどの国の誰よりも早く自分の国へと戻って行った。

大喪の礼は人類史上最も多くの国家元首、およびそれに準じる
首脳たちが一同に会した世界規模の行事となった。
当然葬儀に参列するだけでなく、東京を舞台に弔問外交が繰り広げられ、
途上国首脳はここぞとばかり経済援助を申し入れたのは言うまでもない。

そんな外交的喧騒の東京から足早に去ろうとする国王に記者が理由を尋ねた。

「日本国天皇への弔意を示しに来たのであって、
      日本に金の無心をしに来たのではありません」


そしてまたきた空を中古の小さい飛行機に乗って帰って行った、颯爽と。

こんなエピソードもある。
底冷えの厳しい屋外での葬儀の最中、他の参列者がコートを羽織っている中、
国王はとても暖かいとは言い難い民族衣装で参列していた。
気を利かした宮内庁の職員がコートを国王のもとに差し出すが、
国王はそれをやんわり制した。
儀式途中にありコートを羽織れない今上天皇を慮ったからである。



立派な父君に育てられた現ワンチュク国王も素晴らしい人柄であるようだ。
国会演説の全文を拝読したが、「 日本人の心を揺さぶる 」ものだった。
興味を持たれた方は是非読んでほしい。

先ほどニュースを見た。
被災地を訪ねる予定と聞いていたが、まさか!福島の相馬に行くとは・・・
ご存知の通りここは福島第一のすぐそば。
インタビューに答える ふくぅすまぁ~フェイスのおばあちゃんが一言!
「ああゆう国とぉ~ながぁよくしたいもんだなぁ~」
しろくまのルーツは北極ではなく福島にあるので個人的にも謝意を表したい。 

「 福島を訪れていただき、ありがとうございます 」

ブータンから送られた震災義捐金は100万ドル。
ちなみにGDPで換算すると日本が2兆5千億円出すのと同じです。

最後にもひとつ、ジェツン・ペマ王妃、タイプです!



19世紀ブータン製プレイヤーズテーブル

チベット仏教の仏具であり家具。
15年程前にネパールで手に入れたもの。
ペイントのタッチとその佇まいに一目惚れして
骨董屋に5日も通ってやっと手に入れた。
侘び寂びてます!

                        PRICE / 250000円
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