Happylight 鎌倉 加美尾花

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楽しい 楽しい 扇風機 !

昨日のブログでも書いたが今夏よりリキ入れてるのが、アンティークの扇風機。
以前からGE(米ゼネラルエレクトリック社)のレプリカ物は売っていたのだけれども、
それはやはり重厚感、質感ともビンテージ品にはとてもかなわない。
その 「もの」 の持つオーラが違う。
例えて言えば、生まれた時から美人さんと整形美女との差の様なものか?

子供の頃、まるで甲虫みたいに黒光りする、ズッシリとした日立の扇風機があった。
カバーの隙間から指を差し入れ、かすかに羽が指先をかすめるスリルを味わい遊んだ。
時代とともに鉄の羽がプラスティックになり、それが水色やら緑色の透明に変わり、
羽カバーの隙間は幼児の指先が入る隙間もなくなった。
そしてちょっと引っ掛ければすぐ倒れてしまうほどに軽くなった。
安全性と軽量化、、、引き換えに 「機械のもつ色気」 は失せた。
         
まあ、なんでもそうか・・・



これは、なんと昭和を超えて大正時代の扇風機。
当時はかなり高価であったろう。
うなりをあげて回る羽とモーター音、そしてメカニカルな動き。
TVや洗濯機以前のこの時代、この扇風機は未来だったのだろう。

手に入れたアンティーク品はまず全てを分解するところから始める。
状態を確認して徹底的に洗浄、古くなった配線はもちろん交換する。
ばらしたボディは再塗装するためヤスリをかけたり、
剥離剤を使い塗装を落としたりして下地を整える。
ここで手を抜くと仕上がりが美しくないのだ。
グリスアップをし組み立てて、仕上げはオイルやコンパウンドで磨き上げる。

レストアは80点では意味をなさない、100点でなくては。



というわけで一昨日完成した扇風機です!
大正12年、1923年製 齢88。関東大震災のあった年ですね。
芝浦電器製作所製、今の東芝です。
首振りもブンブン!羽もブンブン!
飛んでいきそうな勢いです。風量調節もバッチリです。
しっかり手を入れたので当分働けます。

                        PRICE 39000円

あとレストアしながら思ったのですが、昔のものは本当に凄い!
羽カバー部分等はは繊細で複雑なデザインになっていますが全く壊れていません。
溶接し直した形跡もありません。当然機械としての精度も素晴らしいです。
ほんと日本は物作りの国なんだと実感させられました。

流石、零戦を飛ばす国、日本万歳!
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