Happylight 鎌倉 加美尾花

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FUN FUN FAN!23 何故「富士」が「Fusi」?




富士電機製。
多分戦前、または戦後の昭和20年代製と思われる。
今度カスタマーサービスに電話して聞いてみよう。

電機メーカーの規模としては国内4番目の巨大メーカー。
以前は家電も作っていたが、70年代に家電からは撤退してる故、
一般的には馴染みが薄いかも。
しかし1935年にこの会社の電話部門が分離した会社が
誰もが知っているあの富士通。
なんとなく富士だからそうだろうな、、と想像がつく。 





エンブレムに輝くロゴは「 Fuji 」ではなく「 Fusi 」。
名前の由来がおもしろい。
富士電機というのは元は古河電機工業。
その古河とドイツの巨大コングロマリットのシーメンスが
資本技術提携して設立されたのが富士電機。

SIEMENSというのは日本での知名度はいまひとつだが、
(もちろん機械電機に携わる人であれば知らぬ者はいない)
海外に出ればその存在感は絶大だ。
日本にシーメンスの製品がはじめてやってきたのは1861年、
ドイツ外交使節が徳川将軍家へシーメンス製電信機を献上したのが初。
日本の巨大メーカーもシーメンス(それと米のGE)から、
技術を学び今があるといっても過言ではない。

なので、古河の FU とシーメンスの SI を足し、
「 Fusi 」なのだ。
そこに富士山の富士をかけたのは言うまでもない。
ちなみにこのロゴは70年代まで使われていたが、
今は「 FUJI 」だ。





この扇風機の最大の特徴は、その塗装。
塗装については以前語っているので、
興味があれば ↓ の記事を読んでほしい。

FUN FUN FAN!11 漆器=JAPAN

もうひとつはプロペラが樹脂製という事。
古い富士電機製の扇風機自体も激レアだが樹脂製のペラは初めて見た。
樹脂製の良さはその材質の特性ゆえダメージによる歪みがない。
だだし強いショックが加われば、その時は折れるのだろう。

真鍮板で施された風量目盛や飾りのマークなど実にセンスが良い。





富士電機製 f-023

H / 435mm   プロペラ直径 / 300mm

            PRICE / 39000円



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